黄檗山(おうばくさん)萬福寺 [観光スポット(京都)]
宇治市にある黄檗山萬福寺です。
総門から入っていきます。
山門が見えてきました。
大きな立派な山門です。
黄檗山萬福寺は、江戸時代、中国福建省から渡来した隠元(インゲン)禅師によって、1661年開創されました。
ところで、インゲン豆ですが、この隠元禅師が、インゲン豆を持ち込んだことから、この名前がついたとされているようです。
日本三禅宗の中の一つ黄檗宗の大本山です。
中国の明朝様式を取り入れた伽藍配置になっています。
創建当初の姿そのままを、今日まで伝える寺院は、日本では他に例がないようです。
赤い毛氈の敷かれたテーブルでしょうか、目に留まりました。
木の実が入っているのでしょうか、素敵な入れ物もあります。
大雄宝殿
萬福寺の本殿であり、日本では、唯一最大のチーク材を作った歴史的建造物です。
十八羅漢像も安置してあります。
回廊の眺めも良いです。
開版(かいぱん)
魚板で、木魚の原型となったものです。
今も、時を報ずるものとして使われています。
法堂
卍崩しの勾欄を見ることができます。法隆寺でも、卍崩しを見ることができるようです。
お庭も美しいです。
屋根の上や、通路の隙間にも、見頃の紅葉が楽しめました。