ツル渡来地 [観光スポット(鹿児島県)]
鹿児島県出水市の続きです。
ここ出水平野には冬のシーズン、たくさんのツルが渡来してきます。
ツル観光センターへ向かう道にも、近くでツルが見られたりします。
美しい姿のマナヅルです。
「真鶴」と名前が示すとおり本当のツルという意味で名付けられたようです。
目の周りが赤く、体は青みがかった灰色です。
ツル観光センターです
その時の飛来数を見ることができます。
1万5千羽ほどの多くのツルが来ています。
1万羽以上の数が人里近くで越冬するのは、世界中でも出水平野だけといわれています。
圧倒的に多いのが、ナベヅル、その次がマナヅルです。
世界のナベヅルの8割~9割、そして、世界のマナヅルの多くも、この出水平野に渡来します。
少数ですがクロヅルやカナダヅル、雑種のナベクロヅル、ソデグロヅルやアネハヅルなどが見られることもあるようです。
観光センターの1階2階の窓越しや、屋上の展望所から、ツルたちを見ることができます。
大パノラマのスポットです。
華麗なツルの舞です。
まるで戦闘機のようにして、降りてくるツルの姿
目の前を、躍動的に飛びかいます。
ツルたちの飛び立ったり、降りてきたりする姿が、目まぐるしい感じで展開されます。
ツル観光センターを後にして、帰りの道路で見たツルたち
つがいで行動を共にするマナヅルたち
仲睦まじい感じです。
手前がマナヅル、奥の黒っぽいツルがナベヅルです。
ナベヅルは、鍋底についたススのように黒い色をしていることから「鍋鶴」と名付けられたとのこと。
左側には、マナヅル、ナベヅル以外のツルの姿も見られました。
日本一のツルのまち、出水市での冬の季節の風物詩になっています。