大島紬・鶏飯 [観光スポット(鹿児島県)]
1月の寒い冬、紅葉がこの部分だけ残って、きれいな色を保っています。
「奄美の里」の続きです。
大島紬の織られるところや展示などを見学しました。
生地一反をつくるのに、必要な糸の長さは、鹿児島中央駅から函館駅までとのこと。
すごい長さですね。
生糸ができるまでにも時間がかかります。
大島紬は、染液の抽出、そして染色など、製造工程は実際には30~40の工程があり、
多くの人々の技と力を経て、長い年月を刻んだ後にはじめて誕生します。
大変な作業ですね。
織られている作業も見学できます。
あじわいのある模様が出てきています。
着物などの展示もたくさんありました。その一部です。
蘇鉄の葉や実の模様「龍郷柄」の着物
これに似た着物を、生前、実家の母がよく着ていました。
母の面影が浮かぶ着物です。
嵯峨野の紅葉
平等院鳳凰堂
美しい着物を見ながら、昨年の11月に行った京都のことが思い出されます。
大島紬の素晴らしい作品に、目が奪われることでした。
すごく高価なのもわかるような気がします。
南の島の交易に使われていたマーラン船なるものも展示してありました。
二枚帆を張ってすべるように走るマーラン船。
大正時代の頃まで大活躍だったことでしょう。
ロビーのところに、白く平たい丸い石を積み上げてできた美しい壁がありました。
奄美の里のレストランで、奄美の伝統料理「鶏飯(けいはん)」を食べました。
ごはんの上に、エビ、鶏胸肉、椎茸、たまご、 漬物、青ネギ、刻みのりなどをのせて
出し汁をかけて食べます。
やさしい出し汁に、たくさんの具材がマッチして、とても美味しいです。
最後に、麺を出し汁の鍋に入れて、しめで食べました。
あっさりとしたラーメン麺で、こちらも美味しかったです。
洋食のレストランもありますが、こちらはこの日は貸し切りでした。
敷地内には、バッティング、ボルタリング、卓球、ビリヤード、カラオケなどの施設もあり
家族や友人たちと楽しめそうなところもあります。
奄美大島の雰囲気が味わえる「奄美の里」での一日でした。