ハウステンボス⑥ギヤマンミュージアム [観光スポット(長崎)]
ギヤマンミュージアムのホールの吹き抜けにあるシャンデリア
その美しさに目が奪われます。
ギヤマンとは、江戸時代、日本で呼ばれていたガラスのことです。
その語源は、オランダ語の「ダイヤモンド(DIAMANT)」にあると言われています。
このギヤマンミュージアムには、世界各地からの贅をつくしたガラス美術品が集められています。
オランダ・イタリア・フランスなどのヨーロッパなどのガラス芸術が展示してあるところです。
目に留まった美しいガラス芸術品です。
置いてある棚等も、アンティーク調の瀟洒な造りです。
教会のような造りの、ステンドグラスも嵌められた棚に、一つ一つライトアップされたガラス製品
よく知られているエミール・ガレの作品もあります。
ルネ・ラリックの作品
ルネ・ラリックの作品は、数年前に箱根に行ったときに、ラリック美術館でいろいろ見ました。
ラリックの手がけたオリエント急行の豪華サロンカー、ミュージアムのラリックコレクション等
すごく魅了されたものです。
ここでのラリックの優美な作品にも、見入ってしまいました。
1枚目で載せたシャンデリアの豪華さは、なんと言葉にしていいか、魅惑的な輝きです。
「金赤地白被風鈴付グラヴュール蔓草朝顔シャンデリア」
幅2.2m、高さ3.5m、重さ750kgのシャンデリア
フランス製の1840年もの。
今やここまでの透明感をもつガラスは製造できないといわれる逸品とのこと。
透明なガラスと緑や赤のパーツを組み合わせた、東洋的な雰囲気をかもしだした作品です。
ガラス芸術品の素晴らしさに感銘され、幻想的な夢心地になるギヤマンミュージアムでした。
今回が、ハウステンボスでの最後の記事になりました。
宿泊したホテルオークラハウステンボスのロビーに飾ってあったお花
ひまわりも入って夏らしい、そして爽やかさも感じる生け花です。
ホテルを後にして、佐賀の呼子のほうに向かいました。
ハウステンボス⑤ポルセレインミュージアム [観光スポット(長崎)]
ハーバータウンのところに咲いていたアガパンサス
白い花もありました。
ポルセレインミュージアム
古伊万里や中国磁器の展示と共に東西交流の歴史を紹介してある館です。
中には、柿右衛門様式などの素晴らしい陶磁器が展示してあります。
磁器の間
約3000点の有田焼で、「シャルロッテンブルグ宮殿の磁器の間」が再現されています。
シャルロッテンブルグ宮殿は、ベルリンにあり、プロイセン王・フリードリヒ1世が、1699年
東洋の磁器を熱愛した妃ゾフィー・シャルロッテのために建設しました。
シャルロッテンブルグ宮殿の磁器の間は、世界に現存する磁器の間の中でも、
最も豪華絢爛なものと言われているようです。
この間に入って、四方を眺めるとそのきらびやかさで、すごいなぁと圧倒されます。
天井画
ドイツ マイセンのシャンデリアもありました。
平戸焼きの透香炉
繊細で美しい香炉です。
17世紀中期ごろ、伊万里の磁器が海を渡り、遠くヨーロッパで愛されていたということや
マイセンにも多大な影響を与えた日本の陶磁器
素晴らしい世界に誇れる焼き物たちですね。
ホーランディア
ハウステンボス内での食事です。
花の家というところの「長崎真鯛三昧膳」にしました。
真鯛のまぶしに、お刺身、お腹にもたれることなく、あっさりとした美味しさでした。
長崎和牛三昧膳
ハウステンボスの記事、あともう1回で最後になります。
ハウステンボス④光の街 [観光スポット(長崎)]
ハウステンボスの夜は、広大な敷地全体が、イルミネーションで満たされます。
カナルクルーザーが通る運河では、クルーザーが近づくと噴水も上がり、光の中を進む感じです。
光の滝のあるドムトルーンへ向かいます。
大迫力のイルミネーションの滝です。
四季の景色も見られます。
レインボウカラーが鮮やかです。
ドラゴンも現れました。
光の天空ツリーのところです。
高さ30mあり、いっぱいに広がっています。
光の放射状のラインも繊細な美しさです。
下にある美しい彫刻の像も浮かび上がっています。
ハッピーレインのアンブレラストリート
1000本のカラフルな傘
音楽に合わせて光が変化します。
スリラーシティーのマッピングイルミネーション
太鼓の達人も3Dプロジェクションマッピングであり、ゲームをされる方たちのその得点などが
軽快なゲーム音楽にのって、映し出されます。
アトラクションタウンのところ
実物大のパトレイバーもありました。
最後に、高さ105mのドムトルーンの展望台に昇りました。
展望台は80mの場所にあります。そこからの眺めです。
光の天空ツリーも遠くに見えています。
近くまで行って見ていないところもありましたが、それでも光の街の散策をいっぱい楽しんだことでした。
最終便のカナルクルーザーでゲイトに向かいました。
ハウステンボス③イルミネーション [観光スポット(長崎)]
ハウステンボスも、7時を過ぎると、アジサイロードのほうも、
イルミネーションが光って、きらめきの景色に変わってきます。
パレスハウステンボスの入り口です。
木々のイルミネーションが、ユリまで照らしています。
月も顔を見せてきました。
奥のほうにある、バロック庭園では、
「光のオーケストラ ジュエルイルミネーションショー」を時間的に何回か見ることができます。
音楽に合わせて、イルミネーションの光り具合が変わり、噴水も良い景観を演出します。
ハーバータウン
跳ね橋も白く光っています。
ドムトルーンは、赤く灯り、運河にも光が映っています。
もう8時前なのに、まだ空はうっすら明るいです。暗くなるのが遅くなりました。
アムステルダム広場
白く光る建物と月の眺めもなかなか良いです。
ユリの向こうのアーチなども煌めいています。
白いベールに包まれ、なんだかロマンティックな眺めです。
建物の壁には、プロジェクションマッピングで、いろいろな模様が浮かび上がります。
花時計
クリスマスツリーのようにして輝いています。
幻想的な感じです。
ライトアップされたハウステンボス
これから宵が深まるにつれ、光の織りなす世界がまだまだ広がっていきます。
次回に続きます。
ハウステンボス②ホテルヨーロッパ・アムステルダム広場 [観光スポット(長崎)]
ホテルヨーロッパです。
中では、アジサイやユリのアレンジメントが素敵にディスプレイされていました。
ヴェネツィア・ガラスのバードツリーもありました。
木にとまる小鳥たちのしぐさも可愛らしく、優美なガラス作品です。
ユリの涼しげな生花
香しい、気高い感じもする百合の花です。
テーブルセッティングのところにも、アジサイの花が引き立っています。
ユリとアジサイのコラボ
ホテルヨーロッパを出て、ドムトルーンのほうを見ると、少し晴れ間も見えます。
この日は、小雨も時々降ったりするような日でしたが、夕方近くになるにつけ、明るくなってきました。
ハーバータウンのほうです。
跳ね橋
アムステルダム広場のほうへ行くと、そこにもアジサイ、百合の花の素敵な眺めが見られました。
レストランや舞台もあり、音楽やダンスなども楽しめるところです。
八重のゴージャスなユリ
黄色いユリも色鮮やかです。
そろそろ、建物内の電燈や、外灯がつきはじめました。
光の街ハウステンボスへと変わっていきます。
次回に続きます。
ハウステンボス① [観光スポット(長崎)]
ハウステンボスの入り口です。
入場してから、カナルクルーザーで運河を渡ります。
オランダらしい風車も見えてきました。
宿泊する、ホテルオークラハウステンボスも運河沿いに見えます。
目的地のドムトルーンのタワーが見えてきました。
ここで降ります。
ハウステンボスでは、アジサイ祭りが終盤で、ユリ祭りに替わろうとしている時期でした。
アジサイロードです。
もうだいぶ傷んでいるのではと、あまり期待はしていませんでしたが、
まだまだきれいなアジサイたちが咲いています。
あまり目にしないような珍しいアジサイもあります。
ウェディングブーケ
2色使いのような花もありました。
アジサイロードの先には、パレスハウステンボスがあります。
そちらは、翌日7月からのユリ祭りの展示に、もう変わっていました。
ユリは、蕾も多く、満開はこれからでしょうが、アジサイ祭り、ユリ祭り、両方楽しめて
得した気分です。
クラッシクカーも素敵に並んでいます。
バラ園のところも、だいぶ花は少なくなっていますが、きれいな花も残っています。
園内にあるホテルヨーロッパでは、アジサイやユリの素敵なディスプレイが
あちこちにありました。
また次回にアップしたいと思います。