石山寺 [観光スポット(滋賀県)]
石山寺の東大門のところです。立派な見事な門です。
12月に載せるつもりが、できなかったので、今回の記事になります。
京都旅行で、京都から近い滋賀県の石山寺のほうにも行きました。
仁王像
琵琶湖から出る瀬田川の西岸にあるお寺です。
平安時代には、女流文学者や貴族の参拝する「石山詣」が盛んになったところです。
京都の清水寺、奈良の長谷寺と並んで三観音とされ、多くの信仰を集めました。
11月末のことで、まだきれいな紅葉が境内では見られました。
大きな杉は天狗杉と呼ばれています。
本堂のほうに上がっていきます。
境内には、天然記念物の珪灰石が至るところに突出し、本堂も巨大な岩盤の上に建っています。
石山寺の名前の由来にもなっています。
紫式部も、この石山寺で、源氏物語の着想を得たと伝えられています。
源氏の間
紫式部以外にも、女流文学者の著書「蜻蛉日記」「更級日記」「枕草子」「和泉式部日記」などにも登場してくる石山寺です。
ドウダンツツジの赤い色も鮮やかでした。
琵琶湖からの瀬田川も見えています。
あちらこちらで目にする岩と紅葉の美しさが印象に残ったお寺でした。
京都の旅を、昨年の12月からかかっていましたが、今回でやっと終えることができました。
歴史を感じる重要な文化財の宝庫と感じ、その規模と奥深さに、さすが京都だなと思うところがいっぱいでした。
そして紅葉の美しい時期に訪れることができたのも嬉しいことでした。