御輿来(おこしき)海岸 [観光スポット(熊本県)]
御輿来海岸です。
その名前の由来は、その昔,景行天皇が九州遠征時、三日月型の美しい波紋が天皇の目に留まり、
しばし御輿を駐め見入られたという伝説からとされます。
「日本の渚百選・日本の夕日百選」に選定される景勝地です。
ちょうど、干潮時に合わせてここを通る予定でしたので、運よくきれいな波紋を見ることができました。
私たちが着いたときは、車もいっぱい駐車してあり、
多くの方がカメラを設置されたりして、撮っておられました。
とりわけ干潮と夕陽がかさなる光景は、年間10数日程度の絶景みたいで、
プロ・アマ問わず全国のカメラマンを魅了するようです。
案内板の美しい画像です。
この日もとても寒い夕暮れ近くの時間帯で、長くいると、体に深々と寒さがしみてきます。
そんな中で、夕日の落ちる瞬間とのベストショットも待っておられるのかなと思ったことです。
私たちは、時間の都合もあって、干潮時のこの美しい波紋が見られたことだけで満足し
ここを後にすることでした。
帰りの高速道路の車から見た八代あたりの様子です。
厚い雲の間から、光線が舞い降りてきています。
御輿来海岸にも、美しい夕日が差し込んでくれたかなと、
寒い中、長い時間待っておられたカメラマンの方や見に来られた方たちに、
その美しい絶景が届いたことを願う気持ちにもなることでした。