湯布院 茶房「天井桟敷」 [観光スポット(大分県)]
耶馬渓から向かった先は、湯布院です。
着いてからの、金鱗湖周辺の紅葉の美しさは、感動ものでした。
金鱗湖へと流れる川の橋のところです。
傷んだ葉がほとんどなく、近くで見てもとても鮮やかな美しさです。
赤、オレンジ、黄色、グリーンといろいろな色の混ざった美があります。
亀の井別荘の敷地内にある、茶房「天井桟敷」に行きました。
ここは、人気もあり、待っていらっしゃる方も多くて、前回訪れた時は、入るのをあきらめたところです。
今回も待ち人がいらっしゃいましたが、順番を取って入ることにしました。
江戸末期の造り酒屋の屋根裏を改築されたお店です。
階段を上がったところに入り口があるのですが、そこから見た大きな紅葉の木です。
雰囲気のある素敵な店内です。
通されたところは、上の階にある「ひっそり桟敷」です。
何だかラッキーな気持ちになります。
そこからの眺めです。
奥のテーブルの方々が出られたので、そちらの方を撮りました。
本棚もあります。
ここのスペースでは、私たちのところを含めて、テーブルセッティングが2ヶ所だけになっています。
最初のお絞りやお水は、下から手動の移動する板(リフト)に乗って上がってきます。
それも、変った趣向で、ちょっとワクワク感があります。
11時くらいだったので、お昼前のちょっとしたお腹満たしみたいな感じで「鴨サンド」を
分けて食べることにしました。
鴨肉が絶妙に美味しいサンドでした。一緒についてきたリンゴのコンポートも、ちょうどいい甘さです。
珈琲は、ヨーロッパ風に深煎りしてあるようで、香りも風味もいいです。
見下ろした窓向かいの半円のテーブルのところからは、外の紅葉が間近に見えます。
この席から、外を眺めながらのお茶のひとときもいいですね。
店内には、礼拝用音楽グレゴリオ聖歌が重厚な感じで流れていて、このお店に、とても合っていて
異空間にいるような、何とも言えない癒しの雰囲気です。心地良くなります。
時間が許されるのなら、じっとここで佇んでいたいような気持ちにもなります。
この茶房は、夕方の6時までで、午後7時からは、同じ空間で「Bar山猫」にかわるようです。
バーでの流れる時間も、落ち着くいい雰囲気なんだろうなと想像することです。
茶房を出た後は、周辺を歩きながら、感嘆の声がもれつつ写真を撮らせてもらいました。
天井桟敷の前のお食事処「湯の岳庵」のところです。
茶房「天井桟敷」の前です。
屋根に積もった落ち葉。 このとき、ちょっと雨が降りだしました。
旅館のほうです。
緑の苔と色鮮やかな紅葉との組み合わせも素晴らしいです。
和の秋色を感じさせる素敵な光景です。
記事が長くなってきたので、次回に金鱗湖周辺の紅葉を載せたいと思います。